車いすでも料理を楽しめるバリアフリーなキッチンをご紹介!
車いす生活になっても手の込んだ美味しい料理を作りたい。足が悪くなったので座りながら料理がしたい...そんな方も少なくないと思います。
足腰が悪くない方でも、長い時間立って料理をするのは億劫だと感じる方は多いはず。
そんな方向けの、とってもおしゃれで使いやすいキッチンがあります。
LIXIL ウエルライフ
見た感じ、「普通のおしゃれなシステムキッチンと変わらないのでは?」と思いますが、パッと見は一般のシステムキッチンと変わらず、中身は車いすや座って料理をされる方が快適に使える工夫が随所に凝らされているのです。
座ったままでも楽に手がとどく
ただワークトップ(作業台)の足元が空いているのではなく、座った姿勢での動きやすさや作業のしやすさがすみずみにまで設計されています。
なにより膝の位置に合わせて1cm刻みでワークトップ(作業台)の高さが選べるところがいいですね。実は身長以上に座高の高さは個人差があります。それに立ち歩きできる場合は多少の高さの不一致は許容できますが、座りながらする作業は非常にシビアです。
営業担当者との打ち合わせの際は、膝の位置はもちろん、無理なく手をのばせるか、調理や掃除がしやすいか、ありとあらゆる動きを想定して慎重にワークトップの高さを選びましょう。
調理や水洗いも楽々スムーズにできる
まるでデスクワークのように、スムーズに加熱調理・下ごしらえ・水洗いができます。長い時間立っていられず、手の込んだものは今まで作れなかったという方でも、加熱調理エリアの前にイスを置いて料理ができます。
使いやすくアレンジ可能
食器洗い乾燥機 浅型タイプ
後片付けの手間を減らせる食器洗い乾燥機。ビルトインタイプなので、ワークトップをゆったり使えます。
オートダウンウォール
座ったまま、吊戸棚はどうやって使うの?と思われた方もいらっしゃるはず。
リモコン操作で昇降する電動式の吊戸棚があります。同様に、レンジフードもリモコン操作が可能です。
浅型シンク&シンクサポート
シンクの深さは約13.5cm。手が届く範囲で座ったまま野菜や食器を洗えます。自動水栓は手や物をかざすだけで湯水がでてくるので蛇口をひねる必要がありません。水栓はシャワーヘッドに切り替えれば手前に引き出せるので、使いやすい位置に引き寄せることもできます。シンクは広いので大きな鍋も洗えます。
シンクの手前に手すりをつけることも出来るので、車いすでの移動もらくらくです。
まとめ
なんとか座って調理や掃除ができないか?家のキッチンでさっそく試してみましたが、体を横に向けて作業をしなくてはならず、とても大変でした。
車いすですと、車輪がものにぶつかったり、バランスを崩して思わぬケガや事故につながりかねません。特にキッチンは熱や火を使うので危険が伴います。
将来にそなえて、また入院中のご家族の退院後の生活を考えて、バリアフリー・リフォームを色々検討されている方もいらっしゃるかと思います。キッチンを取り変える際にはウエルライフの採用を考えてみてはいかがでしょうか?座って料理ができるだけでも、生活の質はあがるはずです。