キッチンリフォームを考える際、工事に掛かる費用と共に気になるのが工期です。

「一体いつまでキッチンが使えないのか」と不安になるもの。

そこでおおよその目安をまとめました。

キッチンのみの交換

工期：１日～２日間

レイアウト変更がなく同じ型のキッチンと取り換える場合や、下台のみを交換する場合は１日～２日で完工できます。

既設のキッチンを取り外し、プラモデルのように新しいキッチンを組み立てるだけなので、キッチンの交換のみの施工期間は短めです。

＜施工事例＞コストを抑えて１日で取り替えたキッチン

キッチンの取替＋下地補修・給排水工事

工期：３日～５日間

キッチンの取り替えの他に、下地の補修や給排水・電気の工事を伴うと工期が約３～４日伸びます。

上記の表はあくまでも一例ですが、作業の一つ一つは半日から１日で済むことが多いものの、工程が増えるほど工期が長くなるのが予定表を見るとよく分かります。

間取り変更を伴う大掛かりなキッチン工事の場合

工期：約１～２週間

壁付キッチンから対面キッチンにするような向きや配置換えを伴うリフォームの場合、リビングを含む改修になりますので約１～２週間ほど掛かります。

その内訳は、既設キッチンの解体＋給湯＆給水管・電気の移設に約１日～２日、リビングを含めた床や壁・天井の大工工事や内装工事にに約３日～７日、カップボードなどの造作棚を作るような大工工事が加わると更に数日工期が延びます。最後にキッチンそのものの取り付けに１日掛かりますので、必要な工程が多い分どうしても日数が掛かってしまうのです。（※工程によっては、期間の途中にキッチンが取り付けられる場合もあります）

＜壁付型から対面型カウンターキッチンにリフォームした施工事例＞レイアウト変更で風通りよく明るいキッチン空間へ

＜壁付型からアイランドキッチンにリフォームした施工事例＞白を基調とした空間に映える真っ赤なアイランドキッチン

＜I型からL型にリフォームした施工事例＞ストレス無く料理ができ、末永く愛用したくなるキッチン

まとめ

シンプルにキッチンだけ取り変える場合は１日～２日で終わりますが、工程が１つ増えるたびに半日から１日工期が長くなるキッチンリフォーム。

いつ施工が終わるのか不安な場合は担当者から工程表を事前に貰い、工事が始まってからも進捗を確認することで安心して工期を過ごすことが出来ます。

お家で暮らしながらリフォームすることも多いキッチン。工期が１週間以上掛かる場合は、期間内の食事はどうするのかご家族で話し合っておくことも重要です。

ちなみに私の実家でキッチンリフォームを行った際、壁付のI型からL型への変更だったので約一週間キッチンが使えませんでした。
とにかく洗い物を出したくなかったので食事はテイクアウトを利用し、温かい飲み物やお湯が欲しい場合はケトルや卓上IHを利用しました。紙皿や紙コップを買い多少出費はかさみましたが、非日常感があって意外と楽しく過ごせた記憶があります。なによりリフォームして快適なキッチンになったので苦労は吹き飛んでしまいました。

ご自身のやりたいリフォームと工事にかかる日数をふまえて、リフォームを行う最適な時期を検討してみてくださいね。